SDおよび13少女サイズのハーフブーツ ◆靴の種類:ハーフブーツ・外羽根式ウィングチップ
◆使用素材:牛革×布帛(オックスフォードクロス)
◆サイズ:約73mm
◆対象:スーパードルフィー® SD少女およびSD13少女(ボークス)
◆その他:親子穴(セミブローグ)/靴紐先端タッセル飾り/後端ファスナー
控え目なセミウィングチップデザインを採用 鳥が羽根を広げたような形から、ウィングチップと呼ばれる爪先の意匠。
日本の靴職人の中には、オカメの富士額に似ていることから、オカメ飾りと呼ぶ人もいる。
個人的にはオカメの方が可愛くて好き(笑)。
いきなり余談で申し訳ない。

小ぶりのヒールに注目 レディース靴なので、ヒールは小ぶりで少し高め。
形状も緩いカーブを描くように削り出し、色っぽさを加えました。
SD13少女(SD少女も同様)の足裏は真っ平らなので(ヒール足ではないので)、あまりヒールを高くすることができません。
かといって、ローヒールのままだとメンズ色が強くなって、狙うイメージから離れてしまう。
なのでちょっと工夫して、着用時に前傾姿勢にならないギリギリの高さでヒールを設計しました。

フリンジ×フリンジ ベロ(靴紐のすぐ下のパーツ)の装飾に用いたフリンジと合わせて、靴紐の先端のタッセルも同じ意匠にしてみました。
芸の細かさで売って行こうと思っています。(笑)

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▼制作後記▼
SD13少年少女ペアルック ベースは既出のSD13少年用ハーフブーツ
女の子用に仕上げるために、要所をアレンジして制作しました。
お気付きの方もいるかもしれませんが、一番の特徴である革と布帛のコンビという以外は、実はすべて別物です。
革の色ひとつ取ってもメンズは濃茶で男らしく、レディースはちょっと甘めのマロンを使い、他にもそれぞれ必要なアレンジを加えることで、らしさを表現しています。
男は男らしく、女は女らしく、しかしどちらもカッコ良く。
僕の作る靴の特徴であり、また目指しているところですが、そんなふうに見えるでしょうかねぇ?

実のところ納品先も違うので、言うほどペアルックを意識してはいませんが、制作時におけるメンズとレディースとの違いを見ていただけたらと思い、今回は敢えて並べてみました。

いずれにしても、そんなハンサムなドール靴を、これからもたくさん提案していけたらいいなと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。m(_ _)m
尚、新作発表、受注会のお知らせは、れんさん通信にてメール配信しております。
宣伝かよ(°∇°;)\( ̄ -  ̄ )

本日これにて。

▼追記(2015/08/22)▼
ツイッターで着用画像を記載していただきました。
post by れん@人形靴職人(@rensroom
◆ ブログの更新をお知らせしております。
Twitter (@Dolls_shoes_now)
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