マドレーヌちゃんのペニーローファー ◆靴の種類:ペニーローファー
◆使用素材:牛革
◆サイズ:約30mm
◆対象:マドレーヌ 8インチ(エデン社)
◆その他:学生ローファー風/手縫い摘みモカ

ローファーであることを主張したいのです。 ペニーローファー(またはコインローファー)の外観上の特徴は、甲部のバンドとU字の意匠。
あまりに小さい靴なので、まずはローファーだと分かるよう、その特徴を強調することを考えた。
なので各パーツは靴に対して、ほんのすこ〜しづつ大きい。(内緒)

内外で高さの違うトップライン 短靴の場合、トップライン(履き口)の高さは、内外共に同じではなく、外側の方が低いのが本来。
靴が傾いているわけではなく、足の踝(くるぶし)の高さに準じて、そうなっている。
とても細かいことだけど、ドール靴でも忠実に再現するのが売りなので、そこはちゃんとやっておく。
知っている人だけが、オッ!!と思ってくれたら本望です。(笑)
ついで言うと、裏地も端折らず付いてます。

笑顔のローファー 笑顔のローファー。(笑)
履き口が大きく開いていると、履かせやすいと思われがち。
しかしそれは、同時に脱げやすいということなので、この位には締めてあげた方が良い。
靴を上から見た時に、両サイドの壁が見えないようだと、大口開けて爆笑している風には見えても、足入れはスカスカなはず。
静かに笑っている程度が良い。

指乗りローファー お行儀よろしく、指の上でひと休み。
良く懐いています。(笑)

こんな小さな靴は作れないと思っていたけど、長いことやっていると、段々と形になってくるものですなぁ。

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▼制作後記▼
今頃のご紹介となりましたが、制作時期はリオ五輪の真っ只中。
ニュースで流れる選手たちの奮闘ぶりに感化され、自分も自己ベストを出す位の、何かをしなければいけないような気持ちになって、珍しく興奮して熱くなっていました。(笑)
チャレンジ魂に火が灯り、そのまま勢い突っ走る。
その結果、自己最小記録を更新する靴の完成。
世の流れ、雰囲気には素直に乗って、流れて行くのもたまには良いなと、そんな風に思った次第です。
さて、次の4年後は何を目指そうか?
自分だけの東京五輪。

▼追記:お客様レポート更新▼
着用画像が届きましたので、お客様レポートを更新しました。
合わせてご覧くださいませ。
『「いずれの靴でも簡単にすっと立つのでストレスフリーになりました。」 ― マドレーヌちゃんの靴着用画像をいただきました!』


▼追記:2017/6/14▼
RR05302te 茶色でご依頼をいただきました。
甘めの色、ミルクチョコの色で制作。
マドレーヌちゃんに良く似合う色だと思います。

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▼追記:2017/6/17▼
RR05303te 紺色でご依頼をいただきました。
作りを幾分簡略化したタイプ。
小さなドール用なので、少し明るめの色を採用。
カワイイに敵なし!

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post by れん@人形靴職人(@rensroom
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